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職業柄、アパレル用品は着用しなくなっても捨てられない、売れない。特に買い直せないヴィンテージ物。結果…収納、保管に困る。
また近年の90年代リバイバルブームによって、各社、当時のスニーカーを復刻販売しているので、オリジナルにも注目が集まっている。業界で話題となったのがアメリカ本国のConverseが発表した通称CT70、70年代のChuck Taylor(all starの前身)だろう。かかとに黒いパッチのついたモデルだ、街中でも見かけることが多い。
※現在、権利関係の都合で本国コンバース商品は日本では原則的に販売できないことを記しておく。
幅広く奥深いスニーカーコレクションの中でも、個人的にキリがないと思っているのが、VANSだ。その理由をヴァンズの創業当初のユニークな販売戦略から解説しよう。
その後はスティーブ・キャバレロをはじめ有名スケーターなどのスポンサーとなり、シグネチャーモデルの販売を行ったことは有名だろう。
カメラのレンズ沼ならぬヴァンズ沼、はまらないように...
靴箱に面白いものがあれば、またご紹介します。
分かっちゃいるけど、手放せない。
娘が産まれて買う数こそ減ったが、収納し切れていない。ちなみに嫁も女性には珍しく収集癖がある…
2歳を過ぎて自由に動き回る娘のために、家の中にもっとスペースを作ってあげようと嫁と断捨離を決意した。売れるものは売る、捨てるものは捨てる。その中でも珍しいもの、お気に入りはアーカイブ的に記録を残しておこうと思う。
Vintage Sneakerと復刻モデル
アパレル関連で最もコレクターの多いジャンルのひとつがスニーカー、特にヴィンテージスニーカー。メジャーどころではNIKE、adidas、converse、Vans、keds などなど…ナイキのAIR JORDANシリーズ、AIR MAXシリーズが代表的でしょうか。
また近年の90年代リバイバルブームによって、各社、当時のスニーカーを復刻販売しているので、オリジナルにも注目が集まっている。業界で話題となったのがアメリカ本国のConverseが発表した通称CT70、70年代のChuck Taylor(all starの前身)だろう。かかとに黒いパッチのついたモデルだ、街中でも見かけることが多い。
※現在、権利関係の都合で本国コンバース商品は日本では原則的に販売できないことを記しておく。
幅広く奥深いスニーカーコレクションの中でも、個人的にキリがないと思っているのが、VANSだ。その理由をヴァンズの創業当初のユニークな販売戦略から解説しよう。
Vans社のユニークな販売戦略とは?
創業当初のVansは完全受注生産方式を採用していた。午前中に受けた注文の商品を、当日午後には渡していたそうだから驚きだ。実は今でもこのシステムは受け継がれており、アメリカ本国ではリーズナブルにカスタムオーダーが可能だ。流石に現在は当日受け渡しはできないが…10年ほど前、Vansのお膝元カリフォルニアのCosta Mesaに住んでいた時は良くお世話になったサービス。強みを活かした広告宣伝
創業者たちはこの小ロット生産のシステムをプロモーションにも活かした。通常であれば大きなロットが必要なオリジナルアイテムを1点から生産できる強みを活かし、企業のノベルティアイテム生産を請け負った。限定1足だとか、企業側にとっても広告戦略の幅が広がり非常にありがたい。その後はスティーブ・キャバレロをはじめ有名スケーターなどのスポンサーとなり、シグネチャーモデルの販売を行ったことは有名だろう。
KROQプレゼント用ERA
さて前置きが長くなったが、本題のアイテム。
KROQの文字と周波数である「106.7」が総柄でプリントされており、サイドテープにもビッシリ。広告効果も高かったであろうことが予想できるが、ファッションアイテムとしてのデザイン性も高い。
同局とVansはwarped tourを共催したり、ロサンゼルスを中心とした西海岸カルチャーをつくってきた会社同士、現在でも良好な関係が続いているようだ。何年か前にもカスタムモデルのSKATE-HIのプレゼント企画を行なっていたように記憶している。
当時の情報が無いのでハッキリしたことは分からないが、現物はこの1足しか見たことなく、ウェブでの情報もほとんど出てこないことから、他のプロモーション商品と同じく生産数はかなり少なかったと思われる。KROQに問い合わせたが、残念ながら返信なし...
小ロット生産のオリジナル企画が多い
ということがVansコレクションはキリがないという理由だ。今回紹介したもの以外にも、Vansにはコレクター欲をくすぐるアイテムが沢山あり、ファンサイトが世界中にある。カメラのレンズ沼ならぬヴァンズ沼、はまらないように...
靴箱に面白いものがあれば、またご紹介します。
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