ペダルなし自転車『SPARKY』を選んだ3つの理由。半年『STRIDER』と乗り比べ

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SPARKY STRIDER
僕は娘の2歳の誕生日にストライダーではないランニングバイクをプレゼントしました。素直にバランスバイク、キックバイクなどと呼ばれるこのジャンルのパイオニアでナンバー1ブランドの『STRIDER/ストライダー』にしておけば良かったのですが、ひねくれ者のぼくは色々調べた末に『SPARKY/スパーキー』を選びました。


今のところ、スパーキーで良かったと感じていますが、仲良しのご近所のお友達は同時期にSTRIDERを買ったので、半年間乗り比べた感想をお届けします。


SPARKYを選んだ3つの理由は?

ブレーキ

SPARKY ブレーキ
SPARKY ブレーキ
2歳児の握力はまだまだ弱く、すぐにブレーキを使いこなせると思っていなかったが、付いていることが重要だった。将来的にはバランスバイクから自転車に移行するのだが、友達の子供が苦戦していたのが『ブレーキ操作』。安全性を大きく左右する問題なので、できれば早い段階、キックバイクの時点から学ばせたかった。

チューブタイヤ

SPARKY チューブタイヤ
これも友達の子供を見ていて思ったことだが、ストライダーの標準装備のプラスチックのタイヤはグリップが弱く、土の上では横滑りして転んでいた。カスタムしてチューブタイヤに変えることも可能だが、SPARKYは最初からチューブタイヤ。カスタムを始めると止まらない自信があったので、父親都合も大きい。下記楽天のオフィシャル通販サイトを見ているだけで散財が止まらなそう...


キックスタンド

SPARKY スタンド
駐輪場に停める時や、遊んでいる最中にスタンドで立てられる方がスマートな印象がある。また、フレームの傷も付きにくくなると思い、必須ではないが『あればいいなぁ』と思っていた。

おまけに『安い』

本体価格に大きな違いはないが、スパーキーはプロテクターもセット。ストライダーの場合、プロテクターを買ったり、チューブタイヤに替えたりと、この価格にもう少し上乗せすることになる。そう考えると大きな差になってくる。

SPARKYが良かったと思う点(半年使用後)

やっぱりチューブタイヤ

プラスチックタイヤとはグリップ力、クッション性が全然違います。案の定、お友達のストライダーもチューブタイヤに変更されました。

そして、これは想定外でしたが、空気圧を低めにしておくと、スピードが出すぎず恐怖心が和らぎます。1度恐怖心を覚えると、子供はなかなか遊んでくれなくなるので、これは重要(ご近所のお友達は転んだあと、しばらく乗らなくなってしまいました)。親の都合ですが、せっかく買ったのに遊んでくれないと悲しい...

ハンドル操作が簡単

スパーキーは下記画像のように、ハンドルの回る角度が限定されており、ハンドル操作でバランスを崩すことが少ないです。ストライダーは360°回転してしまうので、少しハンドル操作をミスするとバランスを崩して転んでしまうことがあります。
SPARKY ハンドル
小さなことだが、これも安定感につながり、恐怖心を感じず楽しめた要因だろう。

重いが、その分安定感がある

ストライダーに比べるとブレーキ、スタンド、ホイール分どうしても重い。ただ、重さは安定感につながる。特にホイールが重い分ストライダーに比べ重心が低く感じる。親が長時間持ち運ぶのは大変だが、子供にはうれしいポイント。また、娘も持ち上げて階段を登ったりできているので、子供が遊ぶのに重すぎる印象はない。

スタンドですっきり駐輪

駐輪場、遊びの途中で立てて置けるのは思いのほか良かった。うちの娘は誰に似たのか変なところが几帳面なので、大人の自転車と並べて立てておけるのは嬉しいらしい。

クッションサドルでお尻が痛くない

お友達のストライダーはプラサドル、これは痛いらしく、あまり乗りたがらないということに繋がっている。後述するが、問題点が無いわけではないが、娘にとっては良かったポイントだ。

ストライダーにもクッションサドルのモデル、オプションパーツもあるようだ。


残念、期待外れだった点

ブレーキ(現行モデルは改善されている様子)

うちの娘は大きく、成長曲線上で身長、体重ともに4歳児の標準サイズはあるが、ブレーキレバーに指を掛けられるようにストロークを短く設定すると引きしろが足りなくなる...

SPARKY ブレーキレバー

スポーツバイク並みにシビアに調整を行えば使用できるかと思ったが、シビアな設定にするにはドラムブレーキの精度が低いのか無理だった。もちろん安いので仕方ない。残念ながら今は飾りとなっており、子供が使用するにはブレーキレバーを交換するしかなさそうだ。現行モデルはブレーキレバーの形状が変更されており、この問題は改善されているようです。

サビる

屋外の屋根付き駐輪場に保管しているのだが、スチールの未塗装部分がすぐ錆びる。頻繁にサビ落としと防錆のメンテナンスを行っている。メンテ後の画像を見てもらうと分かるが、隙間なんかは落とせない。

ホイール回りのハブ、スポーク
SPARKY ホイール チューブタイヤ

 シートポストのギザギザ部分、シートピン
SPARKY シートポスト

個人的にはメンテナンス、修理などはストレスにならない、むしろ好きなので気にならないが、面倒な人にとっては大変だと思う。この点、STRIDERは塗装済みパーツが多く、サビは目立たない。

サドルのタッカーが外れる

スパーキー シート
サドルの合皮部分を固定しているタッカー(ホッチキスみたいなもの)が次から次へと外れます。まぁタッカーで簡単に再固定できるので気にならないといえば気にならないですが。(100均のタッカーで十分です。)

娘はスパーキーを乗りこなし、ストライダー派のお友達は、やっと乗り始めたところ

Youtubeなどで見ると2歳、3歳でストライダーを乗りこなしている子も沢山いるので、個人差は大きいと思うが、娘の周りのストライダー派のお友達は、3歳を過ぎてやっと一人で乗り始めた子がほとんど。ピカピカのまま保管されている家庭もチラホラ。その理由は『恐怖心』と『楽しさ』のバランスが大きいだろう。

スパーキーは後発だけあり、ストライダーと比べ恐怖心を取り除く工夫、安心感を感じられる工夫が散りばめられており、遊ぶ『楽しさ』が、『恐怖心』を上回っているように感じる。娘はすっかり虜になり、毎日のように遊んでおり、今ではすっかり娘の相棒になっている。川沿いの遊歩道を3㎞程度の距離なら楽勝です。

ストライダーの魅力は、スパーキーとは別の部分のコミュニティの大きさ、大会の多さ、カスタム性などもある。乗りこなし始めるとストライダーの魅力は大きくなるだろう。

我が家の場合はスパーキーを選択して良かったと思っており、そろそろペダル付きの自転車への移行を考えている。へんしんバイクかな..





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