父親の影響で2才で乗鞍岳に登頂以来、幼少期は慣れ親しんだ登山だが、思春期に入ると正直なところ魅力を感じなくなり、大人になってからはめっきり山から足が遠のいていた。先日、ひょんなことから坂田金時(銀時ではなく)金太郎伝説で有名な箱根金時山(標高1,212m)に登り、登山?トレッキング熱が再燃している。そんな金時山、低山の魅力を届けします。
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都内からのアクセスが楽
電車、バス、車どれでも都心から2時間程度。詳しいアクセスに関しては省略しますが、人気の理由のひとつです。今回は金時神社ルートをチョイス。車で麓の公時神社(金時神社)の駐車場まで。12月中旬でオフピーク、さらには平日ということで午前8時到着でも空いていました。
※山頂にもトイレはありますが、環境に配慮されたバイオトイレで有料(100円)ですのでコチラでトイレは済ませましょう。
このルートの見どころは、金太郎が夜露をしのいだといわれる『金時宿り石』、肝心の写真撮り忘れました...
低山ながら登山気分を味わえる
道中はこんな感じで、整備されている部分が大半だが、しっかりと登山気分を味わえる。岩がゴロゴロしている部分もあるので、ソールのしっかりした靴は必須。
道中見える大涌谷からは今も噴煙が。地元の人たちはもう慣れているそうだが、初めて見ると結構衝撃的。
金時山の山頂から見る富士山が最高!
程よい疲れの中で山頂に到着すると、待ち受けるのはでっかい富士山!霧、曇りが多いという場所柄、見れないことも多いようだが、今回は最高の眺め。
芦ノ湖方面もバッチリ。
年始には箱根駅伝で盛り上がる箱根エリア、5区の山登りの選手はあんな高いところまで駆け上がるのか...と思いを馳せる。こう見るとゴルフ場の多さが目に付く。
山頂には2件の茶屋。冒頭のかわいらしい缶バッジはコチラで購入。〇金の前掛けもあり、娘用に買おうかと相当迷ったが、今回はパス。
金時猫に癒される
そして、金時猫。コーヒー、カップラーメン用のお湯をバーナーで沸かしている間、ずっと近くで待っている。みんなにご飯もらってるんだね。
山頂でのカップラーメンとコーヒーは格別
父親が登山の時にシングルバーナーを持っていき、山頂でお湯を沸かしてカップラーメンとコーヒーを嗜むのが記憶に残っており、僕もその愉しみを引き継いだ。高山では寒すぎてお湯を沸かす時間を待っていられないが、低山ならその時間も楽しめる。
※低山でも汗をかいて体温が奪われやすいので、防寒着と着替えは必須。
山頂で食べる日清のシーフードヌードルミニは有名店で行列に並んで食べる1000円のラーメンとは比較にならないぐらい美味しい。そして食後のコーヒーは、おしゃれなカフェで飲む500円のコーヒーより100倍旨い。
レギュラーサイズを食べると、下山が面倒になるので、このサイズがピッタリ。
アウトドアでの湯沸かしには20年近くキャプテンスタッグのこちらを愛用しているが、サビだらけなことを除いては大満足。プラスチックの収納ボックスも付属しており、携帯性も文句なし。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 2012-03-09
最近のものはもっと軽いものもあり、また、ガスボンベの調達し易さから、カセットボンベ対応のものも欲しい。ここらへんのもの。
改めて感じた低山の魅力
半日で楽しめる
山頂での一服を終え、下山。13時ころには帰宅し、そこから仕事を開始できた。一日潰れてしまわないのも低山の魅力。
子連れで楽しめる
金時山は山頂近くに1か所だけロープを使う場所があるが、抱っこで対応できるレベル。その他は3歳手前の娘でも登れそう。最悪おんぶでも何とか頑張れそうだ。次回は外ご飯が大好きな娘を連れて登ってみよう。
達成感を味わえる
低山でも山頂に立った時の喜びは感じられる。そして、山頂でのラーメンとコーヒー。これがあれば頑張れる。

自然と遊ぶことは贅沢
自然の偉大さを感じるには低山でも十分。
そして高山と違い余裕があるため、自然の中で自分と向き合いながら考えをまとめたり、アイデアを練ったり...退屈に感じていた登山にこんな効果があったとは。
次回は娘と
久しぶりの登山靴で靴擦れができて痛かった。コチラもかなり年季が入っているので、そろそろ新調が必要だ。娘のトレッキングシューズと併せて嫁にお願いしよう。
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