『お下がり』は2歳の娘にとって最高の『ブランド』

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『お下がり』『ブランド』
幸いなことに我が家には親戚、友人、ご近所から『お下がり』がたくさん集まる。ネット上では賛否両論、トラブルなどあるようですが...

僕はまだ使えるものをいただけることはありがたいし、まだ使えるものは誰かに使って欲しいと思う。特にきれいなままサイズアウトすることが多い子供服はお下がり賛成だ。

今のところ、もらう立場になることが多い2歳11カ月の娘を見ていると興味深い感覚、大切にしたい価値観が芽生えていることに気付いた。

お下がり『いる』『いらない』問題は親の都合

まず、お下がりに対しての賛否両論は、どちらも親目線で語られることが多い。

ありがた迷惑?! ベビー服のおさがり、いるorいらない問題|たまひよ


上記の記事でも語られる内容も、あくまでも親目線で、起こるトラブルも親同士のトラブル。ウチの娘を見ていると、しがらみ無く単純に喜ぶ。(大きくなれば変わっていくかもしれないが。)

『お下がり』という『ブランド』

娘の新しい物への反応

娘に新しいもの(新品という意味ではない)を与えたときに絶対に聞かれることがある。

『誰が買ったのか?』 or 『誰にもらったのか?』

前者の場合は答えは僕か妻になる。その際は「ありがとう」で終わる。しかし、後者になると、本人が知っている人なのか、知らない人なのか、どういう関係なのか...延々と質問攻めに遭う。そして、その物を目にするたびに「○○さんがくれたんだよね」と嬉しそうに話す。愛着のレベルが違う。

好意を持っている人からのお下がりは特別

本人が知っている人からのお下がりは愛着度がさらに上がる。お礼の電話もしくはビデオメッセージを送りたがる。サイズアウトしても着たがるし、壊れたとしても「直して」とせがまれる。おかげで洋服以外も修理の腕が上がってきた。壊れたプラレールを修理するために半田ごてまで買わされた(笑)


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お下がりをくれた人へ好意をもつ

本人が知らない人からお下がりを貰った場合、その物を大切にするだけでなく、その人に対して興味を持ち、会いたがる。そして、会う前から好意を持っている。もちろん実際に会った時にはテンションMAX...まるで大好きな芸能人に会ったかのように。

お下がりには『愛』を伝える力がある

上記の娘の行動を見ていると、お下がりには不思議な力、価値を感じる。今の娘なら『新品』と『好きなお姉さんからのお下がり』が同じ値段ならお下がりを選ぶだろう。一般的に考えれば中古品はモノとしての価値が下がるが、お下がりに限ってはそうとも限らない。『人』『愛着』という付加価値が付けられているから。その人の力によっては新品の価値を超える。

ポチっとすれば欲しいものが玄関先まで届く時代だからこそ、『モノ』『サービス』で違いを生み出すより『人』という付加価値も重要。

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