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はじめに:AIのおかげで「英語の壁」がかなり低くなった
ChatGPTやGoogleのGeminiなどの生成AIのおかげで、英語でのやり取りは以前に比べて本当に楽になりました。
僕自身、英文メールの作成にかかる時間が激減。実用レベルで「仕事が早くなるツール」だと感じています。
でも一方で、AIだからこそ…
突拍子もない表現になってしまったり、意図と違うニュアンスで伝わったり、日本語→英語で微妙に不自然な表現が出てきたり…という“落とし穴”もあります。
とはいえ、AIだけでは限界がある
私の周りでは、英語が苦手な人がAI翻訳のままメールを送ることで誤解を生み、結果的にトラブルになる、というケースがすごく増えてきました。
つい先日あったケースでは、客先との重要なミーティング前夜に、私のクライアントの事業責任者が良かれと送った、「今回は現地に行けなくてすみません」という意図のメール。どういう日本語を入力したのか、AIが翻訳した英語は「I'll skip this time.」意味違う!そして、軽っ 笑
朝起きてメールを見てゾッとしました。すぐに客先に連絡すると案の定カンカン。「事情があるだろうから延期は理解できるが、伝え方があるだろう!」と。
意図を説明するとすぐに怒りは収めてくれましたが、メール1本で大混乱を巻き起こした一件でした。
日本語(抽象的)と英語(具体的)の違いを噛みしめるとともに、
AIは生産性を上げるツールであり、正しいかどうか判断できないことを任せるにはリスクが有るツールだと知らしめてくれる出来事でした。(ちなみに、この記事のトップの画像はAIに作ってもらいました。)
こんな事にならないためにも「AIの使い方」以前に、最低限の英語力をつけておく必要があります。
特に大事なのは:
1. 中学レベルの英文法と英単語(基礎)
こちらの記事でも書きましたが、メールのやりとりだけならこれだけで十分!
2. よく使う定型表現のインプット(応用)
中学英語に加えて、定型表現を覚えれば、より実戦的です。
3. 英語の「話す・聞く」に慣れておく(即応力)
とはいえ、会話しなきゃいけないケースってありますよね…そこで重要なのは「慣れ」!
覚えた定型表現を適切なタイミングで繰り出す、これだけで簡単な会話は乗り切れます。
まとめ:AI時代だからこそ英語力が武器になる
AIを使い始めて感じるのは、「できないことをやってもらう」ではなく、「生産性を上げるツール」だということ。
AIをうまく使いこなすには、やっぱり“人間側の理解力”が必要。
だからこそ、最低限の英語力を身につけておけば、
・英文メールを正確にチェックできる
・会話もスムーズにフォローできる
・トラブルも未然に防げる
という「一歩先の安心感」を持てます。
逆説的に言えば、基礎的な英語力があれば、海外案件も恐れるに足らずです!
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